名古屋つれづれ・有

昨日も学生に交じって講義受講ですが
この大学、一番のお気に入りは、エントランスホールのガラス天井
・・最近、ガラスの天井を突き破る(笑)、といった物騒な言葉を耳にしたような・・。?
ここはとても頑丈そうです。(笑)

これは以前UPしたホールにある階段。
そして懐かしい言葉に出会いました。「柏戸」(笑)
柏鵬時代で直ぐ分かるのも昭和人。
剣持の作成した杉の根っこの部分を使用し(伐根)組み合わせて作成した椅子。
デザインについての講義では、あの民芸についても取り上げた。

ところが
柳宗悦「民芸」については賛否両論
彼の青山二郎は、その民芸の活動そのものを批判していた。
・個人の意識を民藝の美とするものから取り去って見給え
美術館は消えてなくなるだろう。だからその他大勢は概念の虜である。・と
四百年余前から茶人もすでに作者による作品でなく、庶民の雑器(朝鮮の飯茶碗等)に
美を意識していた。 ・・有用の美
作者を意識しない、「感じたままの美」が究極の美。
居眠りしている(?)学生をよそに興味深く聴講する。(笑)
・有用の美はふんだんにあるけれど
美術館かと言われぬ我が家・・・By婆
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